遭難(そうなん)とは、生死に関わる危険に遭遇することで、広義には暗殺事件などを含む(「濱口雄幸遭難」などと使う)が、特に山や海等において、迷ったり怪我をしたりするなどして自力での帰還が不可能になった状態を言う。この項では以下に山での遭難、海での遭難について記述する。
山岳遭難とは、登山等の目的で山に入り、怪我や雪崩、迷うなどして自力で帰還できなくなることを指す。山においては急激な天候の変化、雪崩、怪我、あるいは地図の読み間違えなどが多く発生し、平地に比べ気候が厳しいこともあり毎年多くの遭難者を出している。これらは季節を問わず見られ、また八ヶ岳や白馬岳など整備され人気のある山でも見られる。
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登山の際によく使われる地図は、国土地理院発行の1/25000の地形図だが、これには登山道が記されてはいるものの、閉鎖された道が削除されずに記されていたり、実際とは違った道の形になっていたりと間違いがあるものもある。加えて山で歩く際には似たような風景の道が繰り返し続くこともあり、これに分岐が加わると曲る方向を間違えることもある。
滑落や転倒による怪我で下山が困難になる場合もある。左右両側が切り立った峰を歩く際や、迂回で斜面を歩く際、あるいは、雨等で滑りやすくなった岩場を歩く際には特に注意が必要となる。